中国で注目の若手デザイナー 「SHUSHU/TONG(シュシュトン)」の2017年秋冬コレクション

中国で注目の若手デザイナー 「SHUSHU/TONG(シュシュトン)」の2017年秋冬コレクション

ますます盛り上がりを見せる中国ファッションシーンから、要注目のブランド&デザイナーを紹介。
上海ファッションウィークの関連イベントとして、中国を初めアジア各国の若手デザイナーに発表の場を与えるファッションフェスティバル「LABELHOOD」の第3回目が、4月7日から10日まで開催された。ここでは「LABELHOOD」2017年秋冬コレクションより、今後ますますの勢いを見せるであろう要注目のブランド、デザイナーを紹介する。(文・写真:小山ひとみ、写真一部  LABELHOOD提供)
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中国で注目の若手デザイナー 「SHUSHU/TONG(シュシュトン)」の2017年秋冬コレクション

「SHUSHU/TONG(シュシュトン)」

90年代生まれのデザイナー雷留樹(SHUSHU)と蒋雨彤(TONG)によるユニットブランド「SHUSHU/TONG」。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションの修士課程在籍中に設立したブランドで、既に、Dover Street Marketなどのセレクトショップで取扱いがある。

2017秋冬コレクションのテーマは、1980年代のハイスクールが舞台のアメリカブラック・コメディ映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』。ショーも学校の教室という設定で発表した。

誇張されたショルダー、絞られたウエストライン、それらのメリハリを効かせたシルエットの中に、花びら模様やフリルのヘムをプラスさせることで少女らしさを出した。これまで一貫して少女をテーマにコレクションを発表してきたSHUSHU/TONG。今季は、少女が大人になる手前の、毒っ気のある雰囲気が加えられ、より豊富なスタイリングが可能になった。