ファッションレーベル「PUGMENT(パグメント)」が2018年春夏コレクションを発表。阿佐ヶ谷のアーティスト・ラン・スペース Workstation.で開催中の受注会「Spring 2018」内でファッションショーを披露した。
気になる衣服の画像をインターネットで収集し、自身の写真とコラージュすることで身体イメージを作り続ける、実在しない女性をミューズとした今回。コレクションは、「Scrap」をテーマに、ファッション広告の服の画像をそのまま切り取ることで生まれたパターンをハトメで組み合わせたり、ビジュアルをプリントしたりと、商業的かつ膨大に消費される広告イメージを受動的ではなく、能動的に新しいものを作るための材料として提案。広告に使用されるターポリンや紙なども素材として用い新たな立体に仕上げている。
なお、屋上を含めた3階建ての会場は、ランウェイの裏側を見せるという演出で、3階が休憩所で、2階(出荷場)で着替えとメイク直し、1階(検品場)で撮影をするというストーリー。音楽は、美術作家・ミュージシャンの小松千倫(Madegg)、演出は写真家 三野新が担当した。
