“狭間にある美”をブランドコンセプトに、シーズン毎にテーマを設定し、オリジナルのストーリーをイラストやコミックなどの方法で表現するdilemma（ダイレマ）。
2019-20年秋冬のテーマは「Innocent Incense」。今回は、小説家・藤田祥平とコラボレーションし、お香をモチーフにしたオリジナル小説 “Innocent Incense”をリリース。小説には、ストーリーの内容に沿った写真が登場し、これらはフォトグラファー・井崎竜太郎の撮り下ろし作品となっている。
Innocent Incense Story
「弱小レーベル」を率いている語り手は、日課のbandcamp漁りで有望な新人を見つけ、契約を結ぶ。まだ、二十歳そこそこの男。語り手はEPをプレスし、ライブを斡旋する。そうして軌道に乗り始めた矢先、新人は音楽をやめると言い残し、東京の街に消えた。二年の空白ののちにふたりが再会したとき、彼は語り手にむけて、真実にまつわるふしぎな夢/現実のできごとを語りはじめた。
オリジナル小説「Innocent Incense」のスピンオフ作品。本作品の主人公役である堀内美潮が Vocal を務める音楽ユニット Opus Inn が本映像の音楽を担当。映像は、東京を拠点に活動し、「ONE OK ROCK」「Suchmos」などのアーティスト MV といった映像をはじめ、 CM、アートワークや Web の制作、舞台演出等を手掛けてきた maxilla inc. がディレクションを行った。
