雑誌や広告で活躍するイラストレーター50名が、モードをテーマにしたグループ展「IN MY MODE」を、表参道ROCKETで開催中。期間は7月13日まで。
モードを自由に表現したらどのような作品になるのか? という問いのもと、それぞれのスタイルでイラストレーションに落とし込んだ。普段からファッションを描いている人もいれば、全く別のアプローチをしている人もおり、手法、タッチ、モチーフもさまざま。常に変化し、進化するモードを捉えている。
今回の企画は、モードをテーマに展開するギャラリー&ポップアップショップスペースとして、今春あらたにスタートした表参道ROCKETがキュレーション。会場では、作品の展示&販売のほか、作品集やグッズなどもあわせて販売する。
また初日にはオープニングパーティーが開催され、一部ご本人にお話を聞けたので紹介したい。
ミヤタチカ
ファッションブランド「KEISUKEYOSHIDA(ケイスケヨシダ)」のコレクションに提供したイラストが自分にとって一番モードに近かったと、それらをミックスして作り上げた。シルクスクリーンの元となるネガや、パッキング素材、プリントを合わせ仕上げている。
オオマエメグミ
渋谷、原宿、表参道を闊歩する女の子を描いた。それぞれ流行の服を着て、眉毛も太め。今という瞬間を、女の子らしい世界観で詰め込んでいる(イラストは写真右下)
山浦のどか
”光をどう表現するか”と考え、身近な光である髪の毛のキューティクルで表現した。自ら切り出した木に、色鉛筆で描いている。
goo
”おじいさんの服は格好いいな”というところから、チェックの服地にシルクスクリーンでプリント。繊細な線で、絶妙な仕草を描き出した。
佐々木香菜子
raw_011 と出した、rawシリーズの11作品目。精製してないを意味するrawという言葉をテーマに、モードの色と感触を表現した。
西田真魚
今回は家にあるサボテンの画をチョイス。普段は、おじさんや建物、お酒やモノなどを味のあるタッチで描いているが、時にはお酒を飲みながら描く事もあるそうで、それこそモードというニュアンスも。
IN MY MODE
期間:2016.07.01.fri − 07.13.wed
時間:11:00 – 21:00 / 11:00 – 20:00 (日曜) / 11:00 – 18:00 (7/13)
会場:表参道ROCKET
住所:東京都渋谷区神宮前4−12−10 表参道ヒルズ同潤館3F
URL:http://www.rocket-jp.com/
参加イラストレーター
ancco、安藤晶子、井内愛、石井理恵、伊波英里、植田志保、瓜生太郎、老沼果帆子、大橋美由紀、オオマエメグミ、鬼頭祈、goo、Grace Lee、黒田愛里、小幡彩貴、近藤佳代、ササキエイコ、佐々木香菜子、Sal、宍戸未林、JUN OSON、super-KIKI、惣田紗希、そで山かほ子、高橋将貴、竹田匡志、竹丸たかゆき、竹本綾乃、dabstar、寺本愛、徳丸ゆう、利光春華、toba fumihito、永岡裕介、ナガタニサキ、中村桃子、西川真以子、西田真魚、norahi、原裕菜、フクモトシンジ、堀道広、Mai Tsuda、Mitsui、ミヤタチカ、山浦のどか、山崎若菜、YUTA OKUDA、横山雄、RYOTA MURAKAMI (敬称略・50音順)