「tiit tokyo(ティート トウキョウ)」の2017-18年秋冬コレクション。テーマを「hers」とし、過去に思いを馳せながらも前に進む心境を描いた。
ショー後にデザイナー岩田氏が「今、想像力を持って行動することが大事だと思う」と語ったように、今回はアメリカのSF映画「スーパーエイト」を題材に、劇中に登場する少年たちが、想像や少ない知識の中でどう行動すべきか考える姿にインスピレーションを受けている。
そんなコレクションは、千鳥のチェック、モザイクのようなシャギーなど、懐かしさを感じるオリジナルのテキスタイルを豊富に展開。クリスタルのクラッチバッグやメタリックのシューズがフューチャリスティックなニュアンスを加え、映画の世界観を現代に落とし込んだ。なお、ルックに登場したリボンは、ショーの招待状に同封されたもので、ブランドのメンバーや観客も身に付け、感情がコレクションとリンクするようにという演出が施された。