RYUNOSUKEOKAZAKIのコレクション「005」が、2026年3月20日(金)、東京・代々木にて発表された。
身体と衣服の関係性を探求し続ける同ブランドは、本作において「祈り」を行為ではなく、身体に沈殿し留まり続ける気配として捉え直す。
触れられた布はわずかに歪み、像は引き伸ばされ、現実は静かにずれていく。存在しないポケットに差し込まれる手、どこか既視感を伴うかたち。それらは確かさを拒みながら、「人間らしさ」の輪郭を曖昧に溶かしていく。
自然の痕跡と社会的記号が交錯するなかで、衣服は意味を持つ以前の状態へと引き戻される。副題「Talk About the Habit」が示すのは、思考ではなく、蓄積された手の記憶や身体の癖。内側に沈殿したものがかたちを持ち始めるとき、祈りは言葉にならないまま、静かにそこに在り続けている。






































