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テーマを「DO IT OURSELVES」と設定し、お客様が自由に味付けすることで仕上がる、共に作って行く服を提案した。
アイテムはベーシックなものメインに、形状記憶を施したニットや、和紙を混ぜる事でハリとシワ感を取り入れたプルオーバーやパンツなど、素材の特性や加工を活かしたギミックを加えている。
着てアレンジすることで仕上がるビューティフルピープルの服。アームホールから腕を出せるステンカラーコートや、袖が取り外し可能なトレンチ、上下どちらでも着られるニットなど、トリッキーなアイテムも登場した。
また、スタイリングにスパイスを加えた小物にも注目。クリップオン式のサングラスやアイコニックなビニールバッグ、グラスヒールのサンダル、そして服と同素材を使用したスニーカーやバッグなど、とにかく充実したラインナップ。極めつけはデザイナー熊切氏からとった熊モチーフのアイテムだろう。熊の爪が付いたサンダルや、バッシュを筆頭に、テディベアのバッグや、熊のプリントなど遊び心を忘れていない。
次シーズンからパリコレ参加を表明している「beautiful people(ビューティフルピープル)」。ショー後には、テーマ「DO IT OURSELVES」にちなんで自らバンド演奏を披露した。常にアットホームな雰囲気に包まれ、共に高揚感を味わえるショーを披露してくれた”ビューティフルピープルらしさ”を、パリでもそのままに作り上げて欲しい。